あしあと

自分自身のログ(足跡)となります。ソフトウェアエンジニアです。ブログはテック系の内容が少し多めです。

MacでSDカードにRaspberry Pi用のイメージを書き込む方法

(2019.06.08追記) Mojaveで動作することを確認済みです。

Raspberry Pi を利用しているのですが、MacでコマンドからSDカードに書き込む手順を書いている日本語のサイトが見つからなかったので書いてみました。
かなり需要は低そうですが...

やりかた

SDカードを差してから以下のような手順です。
RASPとなっているところは好きな値(SDカードにつけたい名前)にしてもってOKです。

SDカードのデバイス名を確認

以下の方法で確認可能です。今回は /dev/disk3 に存在することを仮定します。

diskutil list

SDカードのフォーマット

以下のコマンドでフォーマットします。
RASPの部分は自分の好きな名前(ホスト名など)で大丈夫です。

sudo diskutil eraseDisk FAT32 RASP MBRFormat /dev/disk3

注意

/dev/disk3s1などパーティションを指定しないこと!! 以下が参考です。

フォーマットしたSDカードをアンマウント

以下のコマンドです。/Volumes/RASP/RASPは先ほど指定したフォーマット時の名前になります。

sudo diskutil umount /Volumes/RASP/

イメージの書き込み

インストールしたいイメージをダウンロードして、以下のコマンドで書き込めます。
私の場合はUbuntu Mate(16.04)を書き込みました。

sudo dd bs=16m if=ubuntu-mate-16.04.2-desktop-armhf-raspberry-pi.img of=/dev/disk3 conv=sync

# xz形式のまま書きこむ場合は以下です。
# こちらは速度が遅くなるので、あまりオススメではないです。
xzcat ubuntu-16.04-preinstalled-server-armhf+raspi3.img.xz |  sudo dd bs=16m of=/dev/disk3 conv=sync

(2019.06.08追記)Ubuntu Mate(18.04)でも動作することを確認済みです。

sudo dd bs=16m if=ubuntu-mate-18.04.2-beta1-desktop-armhf+raspi-ext4.img of=/dev/disk2 conv=sync

SDカードの取り出し

以下で取り出します。
僕はejectせずに取り出して起動しないことが多々あるのでご注意ください。

sudo diskutil eject /dev/disk3

あとは、好きなラズパイに突っ込んでもらえれば起動するはずです。

その他

ちなみに、私の環境は以下です。

f:id:pyo_hei:20180204140130p:plain

f:id:pyo_hei:20190608072038p:plain

参考

使用したツール

ちなみに利用したツールは以下です。