あしあと

自分自身のログ(足跡)となります。ソフトウェアエンジニアです。ブログはテック系の内容が少し多めです。

Raspberry PiでDatadogをインストールする方法

以前、以下の記事でRaspberry PiでMackerelをインストールする方法を書きました。

pyohei.hatenablog.com

その後、ラズパイを引っ越した際に起動しなくなり、お亡くなりになりました。
ラズパイはたまにお亡くなりになるので、困っています... せっかくなので、次はDatadog入れてみるか、と思いインストールしました。

手順は公式サイトにも書いているのですが、簡単にメモ。

環境

以下のRaspberry Piで検証済みです。

OSは以下を使いました。

  • Ubuntu MATE 16.04.2 (Xenial)

手順

公式サイトによる手順

以下のサイトで確認できます。

docs.datadoghq.com

コマンド

まず、最新化とsysstatのインストール。
Datadogのアカウントが作成済という前提です。

sudo apt-get update
sudo apt-get install sysstat
# Python2.7が入ってない場合は、インストールが必要です。

あとは、Datadogのセットアップスクリプトを実行すれば、起動します。
コマンドはDatadogのページで確認できます。

Installing From Source

私は、ちゃんと読まなかったので、以下の方法で確認しました。 こちらのの方法はオススメしませんが。

DatadogのIntegrations項目からAPIsを選択。

f:id:pyo_hei:20180902083044p:plain

API Keyをメモ(下図の赤で囲った部分)。

f:id:pyo_hei:20180902083020p:plain

先ほどメモしたKeyを<YOUR-API-KEY>に挿入し、以下のコマンドを実行。

DD_API_KEY=<YOUR-API-KEY> sh -c "$(curl -L https://raw.githubusercontent.com/DataDog/dd-agent/master/packaging/datadog-agent/source/setup_agent.sh)"

ここまで完了すればDatadogのDashboards内のAllHostsでホスト名ベースで確認可能です。

f:id:pyo_hei:20180902090538p:plain

懸念点

上記のコマンドだと、フォアグラウンドで動きっぱなしになります。
ですので、SSH経由で実行している場合は接続を切ると同時に止まります。

対策としては、

  1. 一度 Ctrl+C(Controlとcを同時押し)で接続を切る
  2. バックグラウンドで実行(以下のコマンド)
nohup sh /root/.datadog-agent/bin/agent &
# 自分はrootになってから操作しました(sudo su - コマンド)

となります。

最後に

Mackerelと比べると楽でした。Mackerelも今は多少楽になっているとよいですが...
MackerelとDatadogの機能比較はしていませんが、個人的には見た目はMackerel派かな、という感じです。
Datadogはスマホ(iPhone7)からだと、綺麗に見れないのが個人的にはマイナスポイントですねー。