Raspberry PiでDatadogをインストールする方法
以前、以下の記事でRaspberry PiでMackerelをインストールする方法を書きました。
その後、ラズパイを引っ越した際に起動しなくなり、お亡くなりになりました。
ラズパイはたまにお亡くなりになるので、困っています...
せっかくなので、次はDatadog入れてみるか、と思いインストールしました。
手順は公式サイトにも書いているのですが、簡単にメモ。
環境
以下のRaspberry Piで検証済みです。
- Raspberry Pi 2 Model B
- Raspberry Pi 3 Model B
OSは以下を使いました。
- Ubuntu MATE 16.04.2 (Xenial)
手順
公式サイトによる手順
以下のサイトで確認できます。
コマンド
まず、最新化とsysstat
のインストール。
Datadogのアカウントが作成済という前提です。
sudo apt-get update sudo apt-get install sysstat # Python2.7が入ってない場合は、インストールが必要です。
あとは、Datadogのセットアップスクリプトを実行すれば、起動します。
コマンドはDatadogのページで確認できます。
私は、ちゃんと読まなかったので、以下の方法で確認しました。 こちらのの方法はオススメしませんが。
DatadogのIntegrations
項目からAPIs
を選択。
API Keyをメモ(下図の赤で囲った部分)。
先ほどメモしたKeyを<YOUR-API-KEY>
に挿入し、以下のコマンドを実行。
DD_API_KEY=<YOUR-API-KEY> sh -c "$(curl -L https://raw.githubusercontent.com/DataDog/dd-agent/master/packaging/datadog-agent/source/setup_agent.sh)"
ここまで完了すればDatadogのDashboards
内のAllHosts
でホスト名ベースで確認可能です。
懸念点
上記のコマンドだと、フォアグラウンドで動きっぱなしになります。
ですので、SSH経由で実行している場合は接続を切ると同時に止まります。
対策としては、
- 一度 Ctrl+C(Controlとcを同時押し)で接続を切る
- バックグラウンドで実行(以下のコマンド)
nohup sh /root/.datadog-agent/bin/agent & # 自分はrootになってから操作しました(sudo su - コマンド)
となります。
最後に
Mackerelと比べると楽でした。Mackerelも今は多少楽になっているとよいですが...
MackerelとDatadogの機能比較はしていませんが、個人的には見た目はMackerel派かな、という感じです。
Datadogはスマホ(iPhone7)からだと、綺麗に見れないのが個人的にはマイナスポイントですねー。