バームクーヘン勉強法(私の勉強法)
学生時代から15年?以上おこなっている、私の勉強法です。
「バームクーヘン」の名前は後付けです。
調べてみると、すでに似たような勉強法は存在しているようです。
私の方法は雑なので、上記のリンクを読んでいただく方がクリアに分かるかもしれません。
今回書いているのは、あくまでも私個人が実践していた方法なので、曖昧なところが多いです。
どんな勉強法か
同じことを繰り返す勉強法です。
繰り返しの回数は、目的に応じて異なります。
一概に言えませんが、少なくとも5回程度は必要だと考えています。
前提
前提として、複数の資料(教科書/参考書)に手を出すのではなく、1つに絞って繰り返し勉強をします。
問題集と参考書が別の場合、2冊になることはありますが、似たような書籍を複数利用することはしません。
具体的な勉強法
フェーズ毎に目的を変えて勉強します。
以下のフェーズで勉強していました。(最近は資格勉強していないので)
※対象や状況によって、臨機応変に変えています。
第1フェーズ
最後まで終わらせることが目的です。
このフェーズでは、大まかに書いていることを理解できればOKです。
理解できない部分は無視します。
第2フェーズ
第1フェーズよりも少し遅く進めます。
第2フェーズでは、分かっていること・分かっていないことを明確にします。
可能なら、資料(参考書/教科書)に何が分からないかを書くようにします。
ただし、深堀りして調べません。
また、細部まで理解する必要もありません。
第3フェーズ
第3フェーズでは全ての内容を網羅します。
分からないところも、ある程度調べます。
ただ、時間を取って調べる必要はなく、10分くらい調べて分からない場合は飛ばします。
このフェーズくらいから、理解している部分は「これはもう分かってるなぁ」と感じます。
第4フェーズ
全ての内容を詳細まで網羅します。
分からない部分も30分程度は調べるようにします。
もちろん、全く分からない内容もあります。
その場合は、第5フェースで詰めます。
この時点で概ね理解できるレベルになっています。
第5フェーズ以降
これ以降は、苦手意識のある部分を確認します。
期間が長い場合は、全てを確認することもあります。
最後に
試験前は、全体を確認します。
第2フェーズくらいの意識で確認をします。
スケジュール
この勉強法ではスケジュールが大切です。
もちろん、通常の勉強でもスケジュールを立てることは大切です。
バームクーヘン勉強法では1つの媒体を繰り返し学ぶため、事前にフェーズ毎でどれくらい必要か見積もっておくことをオススメします。
例えば、
- 第1フェーズ ... 3日
- 第2フェーズ ... 3日
- 第3フェーズ ... 7日
と最初に見積もっておくと、
- 早く終わった ... 思っているよりも難易度が低いかも
- 遅く終わった ... 思っているよりも難易度が高いかも
と、今回の勉強のゴールが分かります。
基本的には同じ教材を繰り返し学習するため、ゴールがわかりやすくなります。
複数の教材を使っていると、ゴールが見えにくいので、これはメリットです。
具体例
資格の勉強を例にとります。
細かく書くと終わらなくなるので、雑に書きます。
本来なら、もう少し細かく計画して実施します。
想定
学習する対象は、
- 教科書
- 問題集
とし、3ヶ月後の試験を想定します。
社会人なので、限られた時間のため、少し長いスパンです。
学生の方は、もう少し短く考えても良いと思います。
スケジュール
大切なことは、試験に合格することです。
そのために、内容を理解して記憶することです。
問題集も勿体ぶらずに教科書も問題集もやります。
以下のフェーズに分けます。
- (教科書)第1フェーズ ... 5日
- (教科書)第2フェーズ ... 7日
- (問題集)第1フェーズ ... 2日
- (教科書)第3フェーズ ... 10日
- (問題集)第2フェーズ ... 4日
- (教科書)第4フェーズ ... 12日
- (問題集)第3フェーズ ... 6日
- (問題集)第4フェーズ ... 10日
- (教科書)第5フェーズ ... 3日
- (問題集)第5フェーズ ... 3日
これで約2ヶ月なので、最後の1ヶ月は苦手なところに焦点を絞り勉強します。
最後のスケジュールは1ヶ月が過ぎたくらいに、再度作成します。
※教科書は読む、問題集は解く、で理解してください。
その他
個人的な学習の場合
資格や試験の勉強では、今回書いた方法を用いることが多いです。
しかし、個人的な勉強(私自身はソフトウェアエンジニアですので、新しい技術の勉強など)では、
- 第1フェーズ
- 第3フェーズ
- 第5フェーズ
といったように3段階くらいで終わらせることも多いです。
考え方としては、自分が到達したいゴールに合わせてフェーズを分けています。
サッと理解したいだけなら、第1・2フェーズで終わらせることもあります。
読書の時はこの方法を使うことがあります。
印をつける
この学習をするにあたって、教科書に書き込みや目印をつけることをオススメします。
何が分かり、何が分からないを明確にし、繰り返し勉強する中で気づくことができるためです。
細かいことを書くと長くなるので、別に書きたいとは思っています。
なぜバームクーヘンか
バームクーヘンは生地を塗って焼く、を繰り返す作り方です。
昔テレビの番組で見て、似てる!と思ったので、心の中で10年以上バームクーヘン勉強法と呼んでいました。
(テレビ番組は「せやねん」だったはず)
最後に
勉強法に正解はないと私は考えています。
最終的には自分で見つけて、改善を繰り返す必要があります。
今回書いた「バームクーヘン勉強法」も勉強方法として紹介しただけです。
これが万人の正解ではないので、参考にして自分なりのスタイルを見つけてもらえればと思います。