うまくできているのに自信が持てない状態(インポスターシンドローム)
Rebuild FM を聞いていて知らなかったワードです。
内容を聞いて、目から鱗でした。
どんな状態か
外から見ると成功しているように見えるけども、自分自身は失敗していると感じる感情のことです。
単語の定義を読むと、例えば、
- 平均が50点のテストで90点とったが、100点を取れなかったので落ち込む
- 自分でわからない事を上司がサクッと答えてしまい、自分の能力は低いと感じてしまう
- 昇進を言われたが、客観的に見れば能力はあるものの、自分には能力がないと判断して断ってしまう
とかが当てはまりそうです。
というか、全て自分に当てはまります...🤔
詳細な解説
Podcast内で説明があるので、聞くのがオススメです。
Podcast自体はエンジニア向けの内容なので、人にとって受け取り方は異なるかもしれません。
単語自体の説明は、以下が参考になります。
Wikipediaにも説明はありますが、正直、分かりにくかったです。
「詐欺師」という表現が理解を難しくしているような気がします。
原文
元の原文は以下のようです。
私自身も、細かく読めていないので、読んでみようと思います。
1978年に、こういう事がまとめられていたのは驚きです。(学校とかで教えて欲しかった)
英語ですが、セルフチェックシートもあるようです。
どうすれば解消できるのか
自分自身の能力と、設定する能力に乖離がある事が問題かと。
なので、自己肯定(セフルコンパッション)が大切だと思います。
さっと調べたところ、英語ですが、セフルコンパッションとインポスターシンドロームについてブログ記事がありました。
簡単に書くとインポスターシンドロームの解消案としては、
- 失敗に対して正しく向き合う
- 事実と感情を切り離す
- 同じ悩みは自分だけでない事を知る
- 自分の想定外の事が起きる事を理解する
- 達成を受け入れる事を学ぶ
とのことです。意訳しているので気になる方は原文を読んでみてください。
自分がここ10年くらいで意識できるようになった事が書いてて驚きました。
他人をインポスターシンドロームにしてしまう
Podcast内でも言及されていますが、自分自身がインポスターシンドロームになるだけでなく、自分自身の存在がインポスターシンドロームを作る可能性もあるとのこと。
インポスターシンドロームの状態を作る状況なので、例えば、
- 成功しているのに正当な評価しない
- 悩んでいる人に対して、答えを軽々しく言う
- 評価の内容を適切に説明しない
が、当てはまりそうです。
マネジメントスキルにも通じるところはありそうです。
自分自身に当てはめると
調べれば調べるほど、私自身もインポスターシンドロームに陥っている事が多かったです。
特に小学生〜社会人五年目くらいまで、約20年くらいは感じていました。
私自身はインポスターシンドロームになる事で自分自身を鼓舞する事ができるので、良い事なのかと考えていました。 ここ1・2年はインポスターシンドロームの考え方をしなくなってきたので、逆にダメかなと感じていました。
日本では、謙虚さが美徳になりやすいので、そういものかなと思っていましたが、事実をちゃんと受け入れることは大切なのですね。
所感
インポスターシンドロームってワードを知って驚きました。
日本人に特有なのかと思っていましたが、世界共通なのですね。
1978年に命名されており、学生の時には知っておきたかったなぁというのが本音でした。
突き詰めると、かなり考えさせる内容なので、継続して調べようとは思います💻。