あしあと

自分自身のログ(足跡)となります。ソフトウェアエンジニアです。ブログはテック系の内容が少し多めです。

電車通勤でコードを書く時に気をつけていたこと

先日まで、約2時間の通勤をしていました。1本の電車に乗っている時間が長かったため、電車でコードを書いていました。
忘れないように気をつけていたことをまとめます。

電車でコードを書くことがオススメな条件

全部必須ではないですが、私は以下が揃っていないと辛いかなと思います。
あくまでも私の主観です。

  • 同じ電車に20分以上乗車していること
  • 座っていること
  • デザリングができる状態であること

10分の隙間でも、できなくはないですが、成果は出しにくいかなと思います。

私の状況

私は、

  • 関西のJR → 関西の私鉄(快速系) → 関西の私鉄(普通)

という経路で通勤していました。時間は、

  • 40分(座) → 30分(立) → 10分(座)

という感じでした。後は乗り継ぎや歩く時間で、トータル1時間50分くらいかかっていました。やっていたのは、趣味で作っていたツールです(もちろん仕事ではありません)。

使用していたPCはMacBookProで、デザリングで使用したモバイルはiPhone7でした。

どんな感じでコードを書いていたか

膝の上にバッグを乗せ、その上にPC(私はMac)を乗せて使っていました。いたってシンプルです。
現在は電車に乗る機会が少ないので、自宅での再現ですが、こんな感じになります。

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全然伝わらなさそうですが、雰囲気で感じ取っていただければと。。。
ネットの接続はデザリング(iPhone)を使用していました。

使っていたツール

覗き見防止シート

まず、コードの内容(時々ブログ内容)をみられたくないため、保護シートを使用していました。

上記の商品を私は使っていましたが、サイズが合ってなく、上部が見えていました。個人的には気にしなかったのですが、気になる方は自分のPCに合うならなかったので良いですが、気になる人は合うものを購入したほうが良いです。

少し暗くなるため、家で使用する分には不要なので、シールで固定せずに取り外せるようにしていました。

USB-C Lightningケーブル

デザリングを使用してネットワークへ接続していました。デザリングは無線(BlueTooth)も可能ですが、私は有線で利用していました。理由は、降りる直前までMacを触っていることが多く、iPhoneを電車に忘れないようにするためです(紐がわり)。
JRの窓際の席に座ることが多く、窓の横に置いていたので。ケーブルはこれを利用していました。

Apple Lightning - USB-Cケーブル(1m)

Apple Lightning - USB-Cケーブル(1m)

地味にこのケーブルは便利です。Mac自体をモバイルバッテリーがわりにして、iPhoneを充電したりしています。ドングルが不要なのは本当にスッキリします。

TripMode

デザリングを利用して分かった事は、あらゆるアプリが異常にネットワークを利用していることです。私は5GBまでのSimを利用し、普段利用で3G程度は利用していたので、ネットワークの使用は最低限にしたいと考えていました。
そこで利用していたのが、「TripMode」というアプリです。以前にブログで紹介しました。

www.shohei.dev

アプリごとにネットワークに繋げるかどうかの設定が可能です。有償ですが非常に優秀なアプリで重宝していました。
長距離通勤だけでなく、外出してネットワークに繋げる機会のある方は検討する価値はあります。

ちなみに、毎日30MBで制限をかけていました。超える事も時々ありましたが、一応30MB内で収まることが多かったです。

Brave

brave.com

広告を表示しないブラウザです。Chromeよりもネットの使用量が体感的に少なかったです。ただ、時々クラッシュするので注意が必要です。
このブラウザは普段も利用することが多く、別で紹介したいなーとも思っています。

コードを書く上で気をつけていた点

変わった工夫はしていませんが、気をつけていたのは以下の点です。

目標を決める

今日の電車では「ここまで」というのを決めて作業していました。早く終われば、自由に過ごしていました。逆に終わらない場合は途中で終わらせ、帰りや翌日の電車で作業していました。
前日にTodoistに書いたりも試してみましたが、あまり定着はしませんでした。

できることをする

作業が詰まり、分からなくなった場合は、潔く諦めて自分ができることに集中しました。もちろん目標は立てるのですが、20分くらい調べる時間で潰れると時間が勿体無いので、その場合は諦めてブログを書いたり、別の作業をしていました。
分からないことは乗り継ぎ後に調べていました。

電源は切らない

可能な限り作業したいので、電源を切ったり、ログアウトはせずにMacを閉じるだけにしていました。しばらく電源を切らなくても問題はありませんでした。

やってみた感想

電車でコードを書くことを1年ほど続けていたので、感想を書いてみます。

時間を決めて集中する癖ができた

これは良かったことです。時間を決めて、目標に向けてガツっと作業する癖が身につきました。

妥協するポイントを即決できるようになった

もう少し作業したい、と思う事は何度もあったのですが、乗り過ごしてしまうので区切りをつける必要があります。
自分の中で「ここで終わろう」と区切りをつける癖ができたので良かったです。

肩こりがつらい

肩こりがひどくなることが何度かありました。
また、肩こりがある場合は集中ができませんでした。

リュックなしだと、もっと辛かったと思います。

Chromeがネットワークを使いまくる

起動するだけで30MBくらい使用することがあり、Chromeはなかなか浪費家だなーと思いました。広告を表示するたびにネットワークを使用していたりとTripModeの経過を見るのは興味深かったです。

最後に

とはいえ、電車でコードを書くことは集中もできて良いですが、普段は机の上に置いてコードを書くほうが良いです。